(写真提供:Photo AC)
「人生100年時代」少しでも長く健康でいたいと思うものの、予防医療や健康術が世の中にあふれ、結局何が健康にいいのかわからない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、スーパードクター17名が専門医ならではの知恵ある健康習慣を解説した書籍『名医に聞く健康法』から一部を抜粋し、医師自身の〈私の健康法〉をお届けします。今回紹介するのは、玉谷クリニック院長・玉谷実智夫先生の健康法です。

通勤の早歩きが効果大

野菜サラダをプラス

朝起きてから夜寝るまでのほとんどの時間を仕事に費やすという生活です。クリニックに患者さんが来ているのに、今日はここまでだからと帰ってもらうわけにもいきませんから、どうしてもクリニックの診療時間をオーバーしてしまいます。

ですから、医者の不養生で、私の生活習慣がどこまで参考になるかなという思いもありますが、心がけていることをお話しします。

毎朝、4時、遅くとも5時に起床。電車でクリニックに向かいひと仕事してから、7時半~8時に朝食をとります。昼食は診療の合間の1~2時の間です。朝はサンドイッチにコーヒー、昼はおにぎりやお弁当といったものが多く、時には外食することもあります。

工夫していることといえば、栄養バランスを考えて、必ず野菜サラダをプラスしていること。

夕食は、クリニックを終えて帰宅してからなので、どうしても遅くなりがち。10時には寝るようにしているので、夕食は少なめで、炭水化物はとりません。お酒はビールや焼酎の水割りを毎日、飲みます。