「人生100年時代」少しでも長く健康でいたいと思うものの、予防医療や健康術が世の中にあふれ、結局何が健康にいいのかわからない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、スーパードクター17名が専門医ならではの知恵ある健康習慣を解説した書籍『名医に聞く健康法』から一部を抜粋し、医師自身の〈私の健康法〉をお届けします。今回紹介するのは、国立病院機構相模原病院 臨床研究センター臨床研究推進部 アレルゲン研究室長・福冨友馬先生の健康法です。
砂糖をとりすぎない
鼻炎悪化の恐れも。塩より砂糖に注意
患者さんにもふだんよく言っていることですけど、砂糖をとりすぎないように意識しています。コーヒーはブラックですし、スイーツなどの甘いものもあまり口にしません。
砂糖は代謝するのにビタミン・ミネラルを消費するので、とりすぎるとビタミン・ミネラル不足に陥ってしまう恐れがあるのです。
しかし、甘いものが大好きという患者さんは、控えてくださいといってもなかなかやめてくれません。
甘いものには、タバコやアルコールと同じように依存性があるというのが、困ったところです。