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「自律神経」研究の第一人者である順天堂大学の小林弘幸先生。自律神経にとってより良い環境を築くうえで、先生がベストと指摘するスポーツがズバリ「ゴルフ」です。先生いわく、健康はもちろん、美容においてもゴルフが良い影響を与えるそうですがーー。都内でエクササイズスタジオを運営しながら、多様な健康プログラムを開発する平井孝幸さんが探ります。
ゴルフをしている人の背筋がピンとしているワケ
平井:前回、いつまでも若々しくいるために適したスポーツが「ゴルフ」だということを教えていただきました。
若々しい、という意味では姿勢が重要だと思いますが、ゴルフをしている方って、背筋がピンとしている人が多い印象がありますよね。
小林:一度でもやったことがある方ならよくお分かりと思いますが、ゴルフは“姿勢”が重要な役割を果たすスポーツです。
正確に、そしてなるべくボールを遠くに飛ばすためには、アドレス(構え)からフィニッシュまで、軸を意識した動きが必要となります。その動きを突き詰めていけば、自然と姿勢が良くならざるをえない。
さらにゴルフで身につけた姿勢が実生活にまで影響したとすれば、健康・美容にまで非常に良い効果をもたらします。