歌手・氷川きよしさんのコンサートツアー「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. Concert Tour 2025~KIINA’S LAND~」の東京公演が9月4日、渋谷・LINE CUBE SHIBUYAで行われました。歌手活動再開から約1年。5月からスタートした今ツアーも折り返しで、この日は6日の48歳の誕生日を目前に迎えたコンサートとあり、ステージはお祝いムード一色。演歌からロックまで幅広いジャンルの24曲が披露され、会場は熱気に包まれました。そんなコンサートの模様をレポートします。(取材・文:宇都古舞 撮影:西槇太一)
おなじみの曲からスタート
愛称の“キーナ”コールが響く中、コンサートがスタート。氷川さんはド派手な“ご本尊衣装”に身を包み、ステージ最奥の扉から登場。その神々しい姿にファンも大盛り上がり。「龍翔鳳舞」「星空の秋子」を歌い、「きよしのズンドコ節」では、“きよしコール”で早くも会場は一体に。
ステージ前半~中盤は演歌を披露。白い紋付袴に着替えた氷川さんが再び登場すると、歓声が起こります。「大井追っかけ音次郎」「箱根八里の半次郎」などデビュー時の楽曲や、「一剣」「白雲の城」など王道の名曲を歌い上げ、ステージは一気に演歌の世界へ。