50代は、経済的なことや健康のことなど、これからの人生についてリアルに考え始める人も増えてくる年代です。レストランガイド「東京最高のレストラン」編集長の大木淳夫さんは、「50代は残された時間を豊かに過ごすスタート時点として大切な時期。だからこそ美食を趣味にするといい」と語ります。そこで今回は、大木さんの著書『50歳からの美食入門』から一部を抜粋し、中高年の外食における楽しみ方をご紹介します。
素晴らしい出合いがあった時の高揚感はたまらない
ひとり客、大歓迎です
だいたい3回くらいはお店の前をうろうろします。
今日はやっぱりなじみの店に行こうかな、コンビニで惣菜を買って家飲みでもいいんじゃないか、などと思ったり。
初めてのお店にひとりで入る時の心境です。ずいぶん長くこの仕事をして、さらに新店紹介の連載まで持っている私ですらこうです。
ですから、どうしても知っているお店や有名チェーン店に入ってしまう気持ちもとてもよくわかります。
でも勇気を持って新しいお店に入り、素晴らしい出合いがあった時の高揚感はたまらないものがあります。
まずはチャレンジしてみませんか。