折り顔制作風景は動画でも配信中(写真提供:松尾さん)
俳優、エッセイストなど、マルチに活躍する松尾貴史さんは、おりがみで顔を作る「折り顔作家」としての一面も持っています。その作品は、有名人、歴史上の人物、キャラクターなどさまざま。折り顔との出会いから、惹かれる理由、次回作の構想までを聞きました(構成:村瀬素子 写真提供:松尾さん)

前編よりつづく

手を動かして試行錯誤する時間

折り顔の創作手順を簡単にお話しすると、一つ目のステップは形作り。モチーフになる人の印象から、表情や、どこをデフォルメするか、といったところをイメージして、まずは普通のおりがみで、それを試していきます。

どう折って目や鼻、口、髪などのパーツを作るか、折り方を考えて決めるまでが一番時間がかかりますね。なかなかうまく作れなかったり、失敗したりすることもある。

今時は、コンピューターで解析して折り方を決める作家さんもいるみたいですが、僕はこのプロセスが楽しいから、自分で折って試行錯誤しながら考える。脳みそを使っていると思いますよ。(笑)