(写真提供:Photo AC)
2026ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が、2026年3月17日まで開催されています。前回の2023年大会でWBC日本代表メンバーに選出された読売ジャイアンツ・戸郷翔征選手は、初戦で大谷翔平選手に続く第2先発で登板するなど世界一に貢献。しかし2025年シーズンは不本意な成績に終わり、2026年シーズンの再起に向け新たなスタートを切りました。今回は、そんな戸郷選手の著書『覚悟』から、一部を抜粋してお届けします。

高卒新人がCS、日本シリーズ登板

クライマックスシリーズのファイナルステージ対阪神第3戦(2019年10月11日、東京ドーム)、球団初の高卒新人CS登板となりました。

僕は梅野隆太郎選手にソロホームランを浴びましたが、先発で3イニングを3安打2四球1奪三振1失点でした。

続く日本シリーズ対ソフトバンク第3戦(2019年10月22日、東京ドーム)。こちらは1966年の堀内恒夫投手以来、53年ぶり球団3人目の高卒新人登板を果たしました。

「プロでの最大の緊張」は間違いなくこの「日本シリーズ初登板」です。それはすさまじい緊張でした。子供のころから憧れていたソフトバンクの強打者たちと、日本最高峰の日本シリーズでいきなり対戦したわけですから。