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定年が近づくにつれて、定年後のお金のことで不安になってくる人は多いことでしょう。しかし、家計再生コンサルタントの横山光昭さんは、「わからないから不安なのであって、お金の実態がわかれば、解決策もおのずと見えてくる」と語ります。そこで今回は、横山さんの著書『定年後のお金が心配になったら 知りたいことが全部のってる本』より、定年後のお金をふやす方法をご紹介します。

終の棲み家をどうするか メリット・デメリットを検討

老後だけ考えると持ち家が安心

老後の住まいに賃貸を選ぶか、持ち家を選ぶかは、意見が分かれるところです。

持ち家は、住宅ローンが終われば家賃負担がないのが最大のメリット。一方で、修繕費や改修費でまとまったお金が必要になることも。一軒家の場合は、高齢になると、階段の上り下りや庭の手入れも大変です。

賃貸は、修繕費やリフォーム費用は不要。心身の状況にあわせてコンパクトな部屋に引っ越したり、高齢者施設への入居も身軽に行えます。ただ、家賃がかかり続けること、高齢になると入居を断られる可能性があることが、最大の不安材料。その点では、持ち家のほうが安心といえるでしょう。