(写真提供:Photo AC)
「おじさんへの風当たりが強い世間の風潮に『待った』をかけたい」。そう語るのは、SpotifyやYouTubeで若い世代を中心に支持を集めるマルチタレント、佐伯ポインティさんです。「価値観のアップデートを」と叫ばれる現代で、若い人とどのように接していけばよいのでしょうか。そこで今回はポインティさんの著書『嫌われおじさん 愛されおじさん』より一部を抜粋し、ポインティさんが<嫌われおじさん>の特徴をやさしく言語化してお伝えします。

「部下のミスを徹底的に追及したら」

部下がミスをすると同じ失敗を2度繰り返さないように「そもそもお前の性根が悪いんだ」と徹底的に追及します。私の教育方針は間違っていないと思うのですが、周りの社員が腫れ物に触るような対応をしてくるのが気になっています。最近の若者は根性がないのではないでしょうか?

<ポインティさんの回答>

質問者さんはきっと「部下のためを思って教育」しているつもりなんですよね。でも残念ながら、これは人格否定だし、現在だと「パワハラ」にバッチリ認定されてしまう部類の行為です。

これはあくまで僕の想像なんですが、誰にとっても初めての上司の影響って大きくて、おそらくこの質問者さんも初めての上司からこんな風に人格否定されながら企業人として育てられたんじゃないかなと思います。

たとえば、徹夜して作った書類を目の前で破かれたり、机を蹴られたり。常に怒号が飛び交うような職場で、もしかしたら殴られたこともあるかもしれない。

現在では本当に考えられない環境で戦い抜いてきた人たちは「どうしてちょっと強めに叱っただけで責められなきゃいけないの? だって殴ったり蹴ったりしてないじゃん」ってどこかで思っているはず。