自分の声に耳を傾けて
現代の仕事論や職場論では、「ビジネスシーンにおいて人格否定が必要」なんてことは、たぶんほとんど言われません。それに人格否定をしても、仕事のパフォーマンスが上がらないことは、少し落ち着いて考えればわかるはず。
百歩も千歩も譲って、「怒られたくない」という強迫観念から短期的には仕事の効率が上がるかもしれないけど、どう考えても長続きはしません。
ほとんどの仕事のプロジェクトって数ヶ月から数年単位の長期的なものだし、同じ部署の関係性はもっと長く続く……と考えると、長い目で見て効果のあるコミュニケーションの方が良いですよね。
頭でわかっていても納得できないという人は、「どうして人格否定をしてしまうのか」という原因を自分の中に探してみたほうがいいでしょう。徹底的に内省してもいいし、カウンセラーなどの第三者の力を借りてみるのも方法の一つ。
そうして自分の声に耳を傾けていくうちに、『華麗なる一族』をはじめとした山崎豊子原作のドラマの展開みたいに悲しかった出来事がどんどん思い出されて、それらを受け止めることで問題の根本的な解決につながっていくかもしれません。