松本明子
撮影/津田聡
実家じまいを始めたいけど、何から始めたらいいかわからない…と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。タレント・松本明子さんは、空き家になった実家の維持費に25年間で総額1800万円以上をかけ、実家じまいで大赤字を出してしまったそうです。そこで今回は松本さんと、実家じまい・空き家活用の専門家・和田貴充さんによる『明るく解決!実家じまい実践BOOK 実家処分・家財整理・空き家活用がよくわかる』より一部を抜粋し、これから実家じまいをする人や何から始めたらいいかわからない人に役立つ知恵を、お二人の対談形式でお届けします。

両親を呼び寄せて高松の実家が空き家に

和田貴充 ご実家は四国の香川県高松市でしたね?

松本明子 そうです。高松市の山の中腹に建てられた純和風の日本家屋でした。1972年、私が6歳のときに父が宮大工に依頼して建てた総ヒノキ造りの平屋で、敷地は約90坪、間取りは6DK。

釘を使わない木組みという伝統建築で、庭には名石の庵治石を使った石灯籠や石垣もあるこだわりの家でした。

約3000万円かけて建てたその家は、父にとってはお城ともいうべき夢のマイホームでした。