イラスト◎bonbon
開運アドバイザーで「婦人公論」の愛読者でもある“アラフィ婦”さんが綴る、主婦投資家の株日記。お金とは切っても切れない(?)開運術も伝授しますのでお楽しみに!株価に一喜一憂などしない愛犬ちゃろ(柴犬・♀・4歳)も登場しますよ~! 第30回は「オリンピック卓球の石川佳純ちゃんと平野美宇の「アレ」でキター! ありがとう、味の素」です。

※この記事は、あくまで個人的見解に基づくものであり、投資や個別企業の株取引を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

お盆になると出る「マリー」

枯れましたね。「夏枯れ」ました。

私の祈りもやはり、長年のマーケットの経験則にはかなわなかったようです。

こういう「経験的に観測できるマーケットの規則性」のことをアノマリー(Anomaly)と言います。

「あのマリー」じゃないですよ。「株が下がったのなら買えばいいじゃない」と言ったマリーじゃありません。もちろんアントワネットはそんなこと言っていません。

すみません。お盆の時期になると「盆ジュール」と言いながら、私の中のマリーが顔を出すのです。

さて、持ち株の「夏枯れ」状況を打ち明けますと、前回の株日記を書いたときには全体で60万円ほどあった含み益が、盆休み明けの8月16日から急激に下がり、その週の金曜20日には含み益2万円というところまでダダ下がりました。

これには、新型コロナウイルスの感染再拡大とか、タリバン進攻による世界不安とか、いろいろな要因もあったようです。
いよいよ含み損に突入かと覚悟したところで、翌週の月曜23日に上がってくれて、ギリギリ免れました。華麗なるタッチアンドゴー。

しかし、手放しでは喜べません。含み損突入を免れたのは一部がんばってくれている株があるからで、全体で言うとプラス株は4割。半分以上の持ち株はマイナスなのです。
そのがんばっている株の代表が「味の素」。
「アラフィ婦、春の株祭」で3月に株主優待がある株を買いあさった(最低単位でね)中の一つです。