高齢化が進むなか、シニアの住まいが多様化しています。経済面、精神面での不安をできるだけ感じずに心地よく暮らせる「終のすみか」とは。これまで多くのシニアの住まい探しをサポートしてきたファイナンシャルプランナーに聞きました(構成=山田真理 イラスト=小川かなこ)
人生100年時代、先が見えないからこそ
さまざまな選択肢があると知ったうえで、いつまでも自分らしく豊かに暮らすために、今からできる準備をお伝えします。
【準備1】
老後の住まいで何を優先したいか書き出してみる
老後の暮らしを想像したとき、あなたが絶対に譲れない条件、あるいは妥協できるポイントは何でしょうか。「できるだけお金は使いたくない」「家族に負担をかけたくない」など、自分の生活状況や思いをランダムに書き出してみると、自然とあなたにとって最適な暮らしが見えてくるはず。
まずは次のチェックリストで、自宅と施設のどちらに向いているのか調べてみるのもおすすめです。