『氷川きよし特別公演』(東京・明治座)

2年ぶりの明治座、座長公演

2022年6月3日より、東京・明治座で『氷川きよし特別公演』がスタート、6日の舞台をメディアに公開した。
昨年も、新歌舞伎座、博多座、明治座、御園座で劇場コンサートツアーは行ったが、明治座での座長公演は2020年の『限界突破の七変化 恋之介旅日記』以来、2年ぶり、7度目となる。

第一部「ケイト・シモンの舞踏会〜時間旅行でボンジュール〜」では、氷川さんがコンビニのバイトリーダー・子門慧音(しもんけいと)として、革命前夜のフランスにタイムスリップするというストーリー。今回は「六変化」の衣装でも魅せた。

慧音はさっそうとキックスクーターに乗って登場すると、リーダーらしく、バイトメンバーや店長までも次々と指導。「バイトとはいえ、私たちはお客様と接するのだから、お店の顔です」と語る。それは、夫亡き後女手一つでケーキ店を営んでいる母の教えだった。

入院中の母を支えるため、歌手になる夢を持ちながらバイトに明け暮れる慧音のもとに、母が急変したという知らせが入る。駆け付けた慧音の目の前で、母は息を引き取ってしまう…。

福岡から歌手を目指して上京し、実際にも母思いの氷川さんが演じる場面は、胸に迫るものがあった。