写真提供◎青木さん(以下すべて)
7月にコロナ感染が発覚、自宅療養中に容体が悪化し、中1のお嬢さんと一緒に入院治療を経験した青木さやかさん。刻々と変わる病状や入院中のできごとを詳しく執筆いただきましたが、無事回復し、現在は仕事にも復帰されています。今回は「罹ってみて変わったコロナへの印象」を綴っていただきます。

前回「娘と2人でコロナ感染。自宅療養で悪化し、母娘で入院治療へ。医療機関の皆さんのありがたさを改めて知る」はこちら

コロナ=風邪ではなかった

自分が罹ってみるとコロナへの印象は変わるものだ。

コロナ=風邪、ではなかった。そもそもわたしは風邪を簡単には捉えてはいない。風邪は万病のもとと言うし、風邪をひくということは怖いことだと思っている。

なので、ここで言うコロナ=風邪ではなかった、と言うのは、わたしのいつもの風邪の症状とは相当に違っていた、という意味だ。

「喉全体が口内炎のようになってますよ」と看護師さんが表現した、水を飲み込むのも諦めたくなる程の喉の激痛と喉のただれ。息苦しさ。出してもなくならない痰。39度を超える発熱の経験はあるが、汗をかく場所が初体験という感じであった。首から上が異常に暑く汗をかくのだ。(更年期だからなのか?)

「こんなの初めて!」の症状が多かったのが、わたしのコロナ第7波の印象である。

東京都から届いた段ボール