この記事の目次
遺伝子組換え食品とは 安全性はチェックしている? 4月から「遺伝子組換え表示制度」が変更に 遺伝子組換え食品の「義務表示」と「任意表示」 新制度での変更点 「ゲノム編集」は遺伝子組換えとは違う?
ゲノム編集技術応用食品の安全性は?

ゲノム編集技術応用食品の安全性は?

ゲノム編集は、遺伝子を変異させるという点では「品種改良」と同じです。

従来の品種改良の場合、狙った遺伝子のみを変異させるために何世代も交配を重ねる必要があり、大変な時間と手間がかかっていましたが、ゲノム編集では、標的の遺伝子のみを変異させることができます。安全性についても、ゲノム編集と品種改良とでは変わらないといわれています。

また、ゲノム編集技術を用いたものと従来の育種技術を用いたものとは、科学的に判別不能であるとして、現時点では、食品のゲノム編集技術の使用の有無についての表示義務は定められていません。

「食物アレルギーを発症するメカニズムは複雑。ストレスや疲労、運動や解熱鎮痛剤などの内服薬が引き金になることも」はこちら