2021年4月、ライザップでダイエットを成功させ、CMなどに出演した元日本テレビアナウンサーでタレントの大神いずみさん。プライベートでは読売巨人軍のコーチ、元木大介さんの妻であり、2人の球児の母でもある。ターンテーブルで回るため、苦しいダイエットをしている最中に、長男が大阪の高校で野球をやるため受験、送り出すという決断をしている。夢と希望にあふれてスタートした高校生活はコロナや怪我で思わぬブレーキがかかった。球児の母として伴走する大神さんが、この2年を振り返る。
息子からのお礼の電話
本気の暑さはゴールデンウィークから。
局アナ時代天気予報を担当していた時、いくつか私の中で確信していたことの一つだ。
他には、「5月3日は絶対に晴れる(晴れの特異日と言う)」「5月の中旬以降の長雨、みんなうすうす気づいているのだが、たぶんもう梅雨なんだと思う」「天気予報は4分の1日ぐらい早くズレて当たるもの」などある。
あくまで、大神の個人的私見です。
先日、大阪の長男のところに行って用事を済ませて帰る日に、いつものように夕飯やお風呂を長男が部屋に帰る時間に合わせて準備してきた。
母が数日来て帰った日に、息子が一人部屋に帰ったら素晴らしくビシッと部屋が片付いていて、お風呂もピタッと時間通りに沸いていて、ご飯もホカホカに炊き上がり、ガスコンロの上には温めればすぐ食べられるすき焼きが出来上がっている。
普段は一人でここまでやれているかどうかわからないが、たまに母が行った時くらい少し楽をさせてやらないと。
あまりの母のありがたみに、1人ポトリと涙をこぼしながら座って夕飯を食べる息子の姿を思い浮かべつつ…。
きっと多めのすき焼きは、残っても翌日のお弁当にできるはず。なぁんて気の利いている私。
ちょっとエヘン顔で、その晩東京で息子からのお礼を電話で受けていた。