2020年、近所の飲食店にて。手前が照枝さん(左)と歌江さん(写真提供◎花江さん)
「うちらは旅回りの一座に生まれて、3歳から舞台に立ってました。両親は全然仕事をしてなかったから、きょうだいで頑張らないかんという思いがいつもあってね」(撮影:霜越春樹)
旬の野菜のおすそ分けに、一軒先の照枝さん宅を訪ねる花江さん。ポンポンとリズミカルな会話は、かしまし娘時代の漫才そのまま。日ごろの仲の良さが伝わってくる
先のことはようわからんけど、お互いに介護が必要になったらどうしよう、なんて心配はしてません。自分の体を痛めてまで姉の世話はできないし、なるようにしかならないでしょ