Q. 体にいいごはんの炊き方は?

A)軟らかめ 
B)硬め

 

毎日の活動に必要なエネルギーを補給するうえで、ごはんは欠かせない食材の一つです。とはいえ、お米に含まれる糖質の摂取で血糖値が上がらないか心配、糖尿病が気になる……という人は少なくありません。そこでぜひ試してほしいのが、毎日のごはんをやや硬めに炊くことです。

軟らかく炊いたごはんはしっかり噛まなくてものみ込めるので、消化吸収されるまでの時間が短く、血糖値が上がりやすくなります。

一方、硬めのごはんは時間をかけてしっかり噛まなければなりませんし、でんぷんが消化されにくい形に変化して血糖値の上昇が緩やかになるのです。また、消化に時間がかかれば、それだけ食事に使うエネルギー消費量も増えます。

とはいえ、嚥下力に問題がある、胃腸が弱い、歯が少なくて噛む力が頼りないという人、また、食欲不振で軟らかいごはんのほうが食べやすいという人は、無理をせず好みの硬さで食べるようにしましょう。