服を手放すコツ「着るかどうか」「顔に当ててみる」
<その1 本当に着るかどうか>
「目立つ傷みがあればまだ捨てやすいけど、状態が悪くない服は捨てにくい…」
多くの方がそう言います。でも、今も所有している中で、そこまでわかりやすく傷んでいる服というのはそうはないはず。いわば、ほとんどは「まだ着られる服」なわけです。
ですので、ここでの判断基準を、「実際に着るかどうか」に置き換えてみましょう。猛暑の中でも着ることがなかったTシャツやショートパンツ、去年の冬に着る機会が無かったセーターやコート…。
とにかく「着る・着ない」基準で捉え直してみる。それによって減らす候補の服があらためて見えてくるのではないでしょうか。
<その2 一度着てみる、顔に当ててみる>
二つ目の方法として実際に着てみる、もしくは顔に当ててみる。
そもそもですが、年齢を重ねるごとに似合う服というものは変わります。かつては似合ってたのに、数年ぶりに袖を通したらしっくりこない…そういった経験、私にもあります。
とにかく一度でも着たり履いたりすれば、とっくにサイズが合わなくなっていた、なんて悲しい事実も分かったりしますし、街でいま着用するにはちょっとデザインが古い、といったことに気づくきっかけにもなります。
また顔に当ててみるだけでも、「顔色が悪く見える」「若作りに見える」といった印象がわかったり。何かしら違和感を覚えるようなら、やはり手放す候補に加えてみましょう。