服を手放すコツ「痩せたら」「思い入れ」
<その5 痩せたら、はひとまず考えない>
「痩せてから着る」も必ず講座では出てくる声で、多くの方がそうそうと頷きます(笑)。
でも、その日はいつくるのでしょう? しかも実際に痩せることができたら、その時のサイズに合った、最新のデザインのものを着たくなりませんか?
反面、痩せた後に以前から持っていた服は着ていない…という報告もダイエット成功者からはよくいただきます。ダイエットに成功したアカツキには、そのときの体形に合った服を、ご褒美として買ってみてはいかがでしょうか。
<その6 思い入れ>
最後に検討したいのが、思い入れです。
たとえば「子どもの入学式に着た服」「大事な人からプレゼントされた服」などなど。思い入れのある服だから手放せない、といった方も多いのでは。
思い入れの基準は人それぞれ。ですので、もちろん、そういった服は無理に手放さなくても良いと思います。そこから無理に選ばずとも、紹介したほかの基準に従うだけで、減らす対象の服はかなり見つかるはず。まずはそちらを優先して手放しましょう。
以上となります。服を手放すことをきっかけに、すっきりしたクローゼットを作り、新年は、より今の自分の好きな服をコーディネートに取り入れてみてはいかがでしょうか。
『だから、50歳から片づける―「思い出のもの」は捨てなくていい』(CCCメディアハウス)
何があるかわからない時代。50を過ぎたらすぐ片づけるべき。人生の折り返し地点を過ぎたら、片づけたもの勝ち! 5年間で6000人以上の受講生にアドバイスをしてきた著者が語る50代ならではのモノの手放し方や増やさないコツ、ラクにできる収納。東日本大震災を経験した著者の非常時の備え、楽する家事習慣、家族の片づけなどなど、すぐできる具体的な解決策が満載。