11月29日は「肉の日」!一方で、和牛の消費量は昨年より4.8%も減少、2023年の肉用牛農家の戸数が3万8600戸となり、1960年の統計開始以来初めて4万戸を切ったことが農水省の調査でわかりました。いつもの調理法を少し変えて、もっとお肉を楽しみましょう!簡単レシピを再配信します。
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栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本!といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々。第26回は「牛肉のしょうゆ酒蒸し」です。
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栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本!といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々。第26回は「牛肉のしょうゆ酒蒸し」です。
本日のメニュー「牛肉のしょうゆ酒蒸し」
酒蒸しにしてみたいけれどずっと尻込みしていた食材があります。
牛角切り肉。柔らかい霜降りの和牛ではなく、いわゆるカレー用のゴロゴロっとした角切り肉。
スネ肉は難しくても肩ロースの角切り肉ならいけるはず……。
でも、やっぱり煮込まないと柔らかくならないかもしれない……。
固い牛肉はイヤだ……。
モヤモヤと葛藤すること数年(長すぎ!)、ついに閃きました。
以前このサイト内で「マイタケはなぜ茶わん蒸しに入っていないの?」という記事を書いたときのことです。タンパク質分解酵素をたっぷり含むマイタケを、特売ステーキ肉にまぶしてしばし置いてから焼いたところ、肉が柔らかく風味が増してとても美味しくなった。
この仕組みを利用すれば、カレー用の肩ロース角切り肉は煮込まなくても柔らかくなるはず。
今回、肉を柔らかくするために使うのは、タンパク質分解酵素たっぷりの玉ねぎ。
飴色玉ねぎがソースになって……イメージは完璧!
それでは、いざ、酒蒸し。