養生
中医学で、冬は「閉蔵(へいぞう)」といい、文字通り、蔵を閉じてこれまでの蓄えでしのぐような養生がキーワードになります。
この時期は、この「閉蔵」をとくに意識して、“動きすぎない”“発汗しすぎない”“発言をひかえる”という3つのポイントをおさえ、心身を“守る”ことを最優先してください。
あちこち出歩いたり、激しい運動で汗をかいたりすることも、なるべく避けましょう。
そして、「やりたい!」と思うことがあったら、今は準備をすすめ、行動するのは春まで待つといいですね。
“準備と守り”のこの時期は、動物の“冬眠”のようなイメージで過ごしましょう。
5分でも10分でもいいので、目を閉じて昼寝をするのもおすすめ。とにかく心身ともに“温存”のときだと考えてください。
また、ぜひ取り入れてほしい習慣のひとつが、冬の日光浴です。太陽の光を浴びることで交感神経が刺激され、自律神経のバランスがととのい、しっかりとエネルギーが湧き上がってくることでしょう。