コーヒーの心身への効果効用

ともかく、30代にコーヒーを飲み過ぎた私は、急にコーヒーを飲まなくなってしまいました。特に嫌いになったわけではないのですが、飲みすぎたせいか、なんとなく手が出なくなった感じです。

しかし、10年ほど前に、とっても美味しいコーヒーに出会いました。それをきっかけに、最近では毎朝、コーヒー豆を挽いて、丁寧にそれを淹れて、1杯のコーヒーを飲む事がルーティーンとなっています。

さて、コーヒーの心身への効果効用はさまざまです。元々、薬として飲まれていたという話もある様に、西暦900年頃アラビア人の医師ラーゼスが患者にコーヒーを飲ませ「消化、利尿に効果がある」という記録を残しています。

その効果の元になっている成分がカフェインとポリフェノール。

コーヒーにはこのカフェインとポリフェノールが豊富に含まれています。

まず、カフェインですが、コーヒーは煎茶や紅茶、ウーロン茶などの飲み物と比べて、カフェインが多く含まれています。レギュラーコーヒーは0.06%。そして、紅茶には0.03%。煎茶、ほうじ茶、ウーロン茶などは0.02%のカフェインが含まれています。

ちなみに玉露にはカフェインがなんと桁違いの0.16%含まれています。

(写真◎フリー素材)

このカフェインのよく知られている効果は覚せい作用です。カフェインの覚せい作用により、頭をすっきりさせ集中力を高める効果があります。また、利尿効果もあり、体内の老廃物を排出させる効果があります。

その他にも、中枢神経を刺激して、自律神経の働きを高めたり、運動能力を向上させたり、心臓の筋肉の収縮力を強くする効果があります。さらに気管支を拡げる作用がある為、呼吸器の機能を改善する効果があるとされています。

この様に、コーヒーに含まれるカフェインは、さまざまな健康効果があるのです。