いつもの暮らしの中で薄れる記憶
「感情の法則」にはもう一つ、「感情を自然のままにしておけば、ピークに達したあと、自然に下がり、やがて収まる」という性質があります。
つまり、何も考えず、ふだんどおりの暮らしをすること、いままでと変わらない日々の過ごし方をすれば、強いストレスとなっていた記憶もしだいに薄れていくということです。
食事を共にする人がいなくなったからといって、コンビニ弁当ですませるというのは逆効果で、これまでどおりにスーパーで食材を買い、料理をつくり、テーブルに並べ、一人で食べることが精神的にはいいのです。