笑顔

「楽しげに生きる」ための第一歩、それは口角を上げて笑顔をつくること。

高齢になると「への字口」になる人も増えます。

すると不機嫌そうに見えるので、なかなか人が寄ってこなくなっているのではないでしょうか。

そこでまずは形から入りましょう。すると案外、心持ちも変わるものです。

『老いの上機嫌-90代! 笑う門には福来る』(著:樋口恵子/中央公論新社)

実際、最近の研究によると、笑顔をつくるだけで筋肉の動きが脳に伝わり、脳が錯覚して実際に楽しい気分になるとか。ようは上手に、自分の脳を騙すのですね。

そして、楽しげな表情になると、あ~ら不思議、人が集まってきます。

それに笑顔をつくるには表情筋を使うので、習慣にすると頬のたるみも少しは改善されるかもしれません。

もう、いいことずくめではありませんか!

そうなればしめたもの。

たとえ形から入ったとしても、楽しい気分になれば免疫力が上がるし、生活習慣病などの予防にも効果がありそうです。場合によっては、不安感や痛みもやわらぐらしいのです。