(イラスト:すぎやままり)
なんとなく気分が晴れない、些細なことに苛立つ……。そんな「不機嫌」をもたらす原因や、上機嫌で過ごすためのヒントを、自律神経の名医が教えます(構成=島田ゆかり イラスト=すぎやままり)

<前編よりつづく

「上機嫌」で過ごすための5つの習慣

【習慣1】
午前中は頭を使い、午後は掃除を


自律神経の動きに合わせて行動すると無理なく過ごせます。午前中は交感神経が優位になるため、集中力も高まり活動的に動ける時間帯。考える仕事や頭を使うことは午前中を活用して。

交感神経はお昼をピークに夕方に向かって鎮静していくので、午後は掃除や買い物などのルーチンワークを。

18時頃に副交感神経が優位に入れ替わるため、徐々に休息モードに入りましょう


 

【習慣2】
心休まる空間を持つ


お気に入りのカフェや気持ちのいい近所の公園、趣味の場など、自分が「居心地がいい」と思える環境を持つこと。そこに行くことでモチベーションが上がるスイッチになります。

家の中を好みのインテリアで整えるのもよいでしょう。