手伝ったのに喜ばない

(『性格が合わないんじゃなくて話がかみ合っていないから』より)

●こだわりのやり方があるだけ

ビジョン夫がお皿を洗うと、ロジカル妻からは「ここ、まだ汚れついてるよ」「シンクの水滴、なんで拭いてないの」と細かい指摘が返ってきます。

喜んでくれると思っていたビジョン夫は、まったく喜んでくれない妻の反応にがっかり。ビジョンとロジカルの組み合わせには、こんな場面が多く見られます。

ロジカルは設定している基準が高く、「やるならここまでやってほしい」と、人にもその基準を求めてしまうんですね。また、自分のやり方を崩すことも嫌います。

じゃあ、手を出さないほうがいいのかと手伝わなくなると、それはそれで「やってくれない」と文句が出てきます。「わがまま!」と感じるかもしれませんが、ロジカルとうまくやっていこうと思う人は、ぜひ「あなたのやり方ってあるの? 教えて」と言ってあげてください。ロジカルは大変喜びます。

まとめ:自分の方法でやりたいんだな

『性格が合わないんじゃなくて話がかみ合っていないから』(著:稲場真由美/WAVE出版)