○腰の負担を軽減する

●読書中にお尻のストレッチ

お尻の表層にある大殿筋は、骨盤を支えて姿勢を維持する重要な役割を担っているため、緊張状態が続いて固まりやすくなっています。

机での事務作業や読書中、午後のリラックス時間を使って、大殿筋のストレッチを

(1)イスに座って背筋を伸ばす。左足の外くるぶしを右太ももの上に置き、左手を左ひざの上に添える

 

(2)背筋を伸ばしたまま、上半身をゆっくり前に傾ける。同時に左手で左ひざを軽く下に押す。左側のお尻の筋肉が伸びていることを意識しながら30秒間キープ。これを2~3回繰り返す。足を入れ替え、右側も同様に行う

 

【ポイント】
大殿筋が硬くなると、姿勢が崩れて腰痛の原因に。筋肉を動かして血流を促し、大殿筋をやわらかく保つことで腰痛の予防になる。新幹線など長距離の移動中にもおすすめ

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