全身鏡で自分のファッションを俯瞰しよう

なかには、「できるだけ鏡を見たくない」「自分の姿を直視するのがつらい」という方もいらっしゃいます。

私も思春期からずっと体型コンプレックスとの戦いを続けてきたので、お気持ちは痛いほど理解できます……。特に学生時代は「鏡を見るのが怖い、苦痛だ」と感じてしまうこともありました。

しかし、そんなときでも「大好きな服を着ていると、不思議と鏡を見ることが嫌じゃないな」と気がついたのです。

まずは、鏡に映る好きな色や好きな柄を見ることに集中し、慣れてきたら自分自身を俯瞰してみましょう。

みなさんに「大きな全身鏡を買いましょう」と提案すると、「(ゴクリ)それはつまり、現実の自分の肉体に向き合えということですね」と言われてしまうことがあるのですが、それは少し違います。

顔の造作やありのままのボディラインと向き合うというよりは、頭の先から足の先まで、じっと自分の「ファッション」を観察しよう。そして全体のバランスを見たり、細かなところに目を向けたりしよう、ということです。

鏡と向かい合うのに気分が上がらないときも、落ち込む必要はありません。その日はゆっくり休んで別の日にチャレンジしてくださいね。

 

※本稿は、『「一セットの服」で自分を好きになる』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。


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