毎晩自分の部屋へ入る瞬間はワクワクする(写真はイメージ。写真提供:photoAC)
気になるニュースや家族のモヤモヤ、日々の生活で感じたさまざまな思いや誰かに聞いてほしい出来事など、読者からの投稿を紹介するWEBオリジナル投稿欄「せきららカフェ」。今回ご紹介するのは、50代会社員の方からの投稿です。子どもも巣立ったのに、なんとなくそのまま続けていた夫婦同室生活でしたが――。

夫婦同室からの卒業

新婚当時は狭いマンションにダブルベットで夫婦仲良く寝ていた。

この時から夫のいびきや寝る・起きる時間のズレは気になってはいたが、何もいえずに子育て期に突入。マイホームを建てた際も一部屋にベットを3台いれて、まるでレスリングのリングさながらでワイワイとしていた。

夜泣き、嘔吐と子どものSOSにも、夫はまず起きることはなかった。

そして 子どもたちはあっという間に主寝室から子ども部屋へうつり、さらにこの家からも巣立ってしまった。

夫のダブルベットと私のシングルベットを並べて寝ること20年以上経過。なんとなく気分を害したら悪いかなとか、何かあっても気づかないと怖いかなとか、夫婦同室派を装っていたが、その時はやってきた。