病気もまた個性的
他にもあれこれ検査を重ねて、実際手術を受けたのは、2022年の4月15日。
私は誕生日が5月4日ですから、90歳を迎える半月ほど前のことでした。おかげさまで無事成功し、こうしてなんとか生きております。
つくづく思いましたのは、病気もまた個性的だということです。
病名は同じでも、手当の処方はこちらの年齢によってみな違う。年を取るほど何が起こるかわかりません。
ですから、主治医といいましょうか、しっかりと相談にのってくれるお医者さんがいると心強いです。
そして、心配なことがあったら、とにかく早めに診てもらうのが大事。私自身への反省も込めて、ぜひみなさまにお伝えしたいことです。
では、ここで一句。
90歳 がんも身のうち 気をつけよう
※本稿は、『人生100年時代を豊かに生きる ヨタヘロしても七転び八起き』(ビジネス社)の一部を再編集したものです。
『人生100年時代を豊かに生きる ヨタヘロしても七転び八起き』(著:樋口恵子・坂東眞理子/ビジネス社)
「人生100年時代…長生きするなら、幸せの時間も2倍にしましょう!」
時代の先端に立ち、世の中をリードしてきた先駆者2人。
現在の日本が直面している超高齢化社会を、楽しく豊かに生き抜く知恵を紹介します。