手前から、グリーンペッパーを利かせたマデラソースで味わう「国産黒毛和牛のローストビーフ」、目の前で仕上げる演出重視のパスタ「カルボナーラ」、4~5種類から選べるシャルキュトリーの盛り合わせ。4800円の「テラスランチ」はメインに肉料理を選ぶと6000円に

神戸随一の絶景と美食を五感で堪能

神戸北野ホテルが営む新しい食のステージ「神戸北野テラス」。街中から車でわずか10分の山手にあり、大阪湾から淡路島までを一望する絶景が広がる。

「食材の宝庫である神戸の魅力を次世代にも継承していきたい」という山口浩総料理長の思いを軸に、昼は肩肘張らずに楽しめるコースを用意。4品構成の4800円の「テラスランチ」は、パスタ3種類、メインディッシュ2種類から、前菜とデザートは好きなものを好きなだけワゴンから選べる充実の内容だ。

独自の演出にもこだわり、カルボナーラは大きなホールチーズの中でパスタを絡め、卵かけご飯のように卵黄と削りたてのかつお節をのせる。肉料理のローストビーフは56℃で7時間調理してフランス料理の技術を駆使したソースを添えるなど、一皿一皿を記憶に残る料理に仕立てる。

朝は「世界一の朝食」と称されるヨーロピアン・ブレックファースト、夜は国内外の食材を多用する山口流ガストロノミーを体験でき、初夏に向けてテラス席がオープン。ハンバーガーの新メニューが加わる。

ワゴンに並ぶスイーツは好きなだけ。モンブラン、タルトタタン、ババ、オペラ、パリブレスト、シャルロットケーキなど、王道のフランス菓子が9~10種類ほど楽しめる