40億年について考える
ウイルスが誕生してから今日までの40億年についてよく考え、そこから学びながらウイルスとの付き合い方を考える必要があります。
46億年の地球の歴史のなかで、RNAワールドから現在のシステムに移行するまでの間に行われた生命誕生へ向けてのいろいろな試みに、ウイルスも関わったはずです。
その中でたまたま生まれたDNAをもとにした細胞が現存の生きものまで40億年続いてきたわけであり、そこにはウイルスが常に関わってきました。
40億年続いたという事実が、生命を支えるシステムの見事さを示しています。