ワーママ的働き方の岐路に立つ

「小1の壁」の前で右往左往していたら、実はその後ろにもう1つの壁があることに気づきました。

そう、「40歳の壁」です。

・子どもの放課後や長期休みの預け先、平日の子どものフォロー時間不足など、「小1の壁」でぶち当たっている問題の多くは、私の働き方が固定化されているから起きているのではないか。

・「乗り越えたい!」とポジティブな気持ちになれないのは、私の内側からのなんらかのサインなのではないか。

・たまたま「小1の壁」で露見しただけで、そもそも「40歳の壁」として働き方を考える必要に迫られているのではないか。

職業人生が80歳まであるとしたら、残り40年は「どう働きたいのか?」、そろそろ考えなければいけない時期が来ていると感じました。

当時勤めていた会社は、いろいろな部署に異動ができて、飽き性の私でもキャリア形成を楽しむことができました。

しかし、子どもを産んでからは、保育園などの問題で転勤を伴う異動がかなわないことが多く、キャリアの停滞にモヤモヤ……。

このままの働き方では、今後10年以上、育児とキャリアのバランスについて悩むことになります。

解決するためには、働き方を変えるのか? 働き方を変えずにどうにかやり過ごしていくのか? パートナー(夫)が、私の負担を担うという手はないのか?

何度か夫婦で話し合ったのですが、夫の職業におけるシフトダウンは退職しかありません。

彼は「君が仕事をするのも辞めるのも好きにしていいけど、自分は職場も職業も変えるのは厳しい」と言い、議論は平行線のまま。

必然的に迷える私が「選択」を迫られました(ここは賛否両論ありそうですが、わが家は夫の辞めない選択を尊重しました)。