(写真◎フリー素材)

「自然の音」とほぼ同じ効果を得られるもの

そこで、おすすめですが、特に都会にお住まいの方は折々「自然の音」を聞きに行っていただきたいと言うことです。
今、この原稿はホノルルのシェラトン ホテルで書いています。バルコニーからはワイキキビーチが一望できます。もちろん、窓を開けて波の音を聞きながら書いています。ですから、私の前頭葉の血流も上がっているはずでスラスラ原稿も書けるわけです。(笑)
この「自然の音」については、このコラムでも一度書かせて頂いていますので、そちらも是非ご一読ください。
https://fujinkoron.jp/articles/-/5709

そして、この「自然の音」とほぼ同じ効果を得られるものがあります。それが生のオーケストラによる演奏です。

(写真◎フリー素材)

こちらもお勧めしたいメンタルケアの方法です。もし、あなたがクラシック音楽好きなら上質なオーケストラによるクラシックの演奏会に行かれてみてはいかがでしょうか。生のオーケストラにも、「聞こえない音」の成分が多く含まれています。されにクラシック音楽にはいろいろな効果効用があると言われています。

代表的なものとして、複雑で美しいメロディーやリズムが脳の両半球を刺激し、記憶力や創造力、さらには集中力を高め、脳を活性化すると言われています。また、大脳辺縁系が刺激され心身が整うとともに、幸せホルモンが分泌され、不安やストレスの解消へとつながるという研究結果もあります。なかなか、自然の中にはいく機会がないという方は、クラシックのオーケストラのコンサートにお出かけになってはいかがでしょうか。

もちろん、メンタルケアだけでなく、身体のケアにも音楽は役立ちます。音楽は空気が振動することで、それが鼓膜に伝わり音として認知されるわけですが、実はその空気の振動は体全体で感じてもいます。つまり、皮膚がその振動を感じているのです。そして人の身体の50%は水分です。水分は振動をよく伝えます。つまり、皮膚で感じた音の振動は身体中に伝わるのです。

前述のハイパーソニックエフェクトも、このロジックから効果があるとされているのですが、これをもっと積極的に活用しているのが「マナーズサウンド」です。「マナーズサウンド」とは、英国のマナーズ博士(医学博士ドクター・サー・マナーズ)が、半世紀以上にわたる研究の上で「人体の器官や臓器の細胞が健康なときに発信している音(振動)」を分析・解明し、その音を乱れた細胞を持つ身体に聞かせることによって、細胞が共鳴して健康な状態に戻るということを発見したものです。このマナーズ博士の理論を応用して作られた音が「マナーズサウンド」で、WHO、国連もこの効果を認めています。

私も数年前にこのマナーズサウンドに出会い、すっかり虜になってしましました。そこで、マナーズインタナーショナル株式会社の代表である平田先生に協力いただき、このマナーズサウンドを使った音楽、マナーズミュージックを作らせて頂いています。もちろん、ストレスを減らす効果が期待できるメンタルに対応したマナーズミュージックもありますが「血流を上げる」「目の疲れをとる」「眠りの質を上げる」など身体に作用する目的応じた効果を選べるが良いところです。サンプルを聞いていただくリンクを最後に貼っておきますので、ご興味のある方は是非!