【C】タイプの特徴

【C】アクセルがききにくい「だらだらタイプ」

あまり活動的でなく、朝からだらだらしてエンジンがかかりにくいのがこのタイプです。「なまけている」「やる気がない」といわれがちですが、副交感神経が優位で交感神経が弱いので、がんばりたくてもがんばれないのです。

Cタイプの人は今ひとつシャキッとせず、活動しているときと休んでいるときの違いがはっきりせずメリハリがありません。昼間から横になることが多いのも特徴です。

Cタイプの人は自分で意識してスピード感をもって動くようにしたり、みずから計画を立てて活動したりと、アクセルを踏むことを心がけましょう。

無理に予定を詰め込むとかえってストレスになるので難しいのですが、自発的に計画を立てて、自分が「これをやろう」と決めたことは予定をこなすようにすると交感神経がはたらくようになってきます。

朝、起きたときカーテンを開けて日の光を浴びると交感神経が立ち上がってくるので、太陽の光を浴びるようにするのもおすすめです。

『休養学――あなたを疲れから救う』(著:片野秀樹/東洋経済新報社)