生活習慣の影響で変わる
自分が4つのタイプのどれにあたるかは、生まれつきもありますが、それがすべてではなく、主に毎日どんな生活を送っているかで決まります。
遺伝や体質も関係しますが、日々の生活習慣の影響のほうが大きいのです。
その意味では、血圧と同じようなものだと思えばよいでしょう。不摂生な生活をしていると高血圧になりやすいですが、運動や減量、食生活を改めると血圧は低くなります。
忙しい仕事に追われている人はBタイプになりやすいですし、Bタイプだった人も仕事を辞めて気が抜けてしまうとCタイプになるかもしれません。いずれにせよ、自分の疲れ方にあった対策をとることを心がけてください。
※本稿は、『休養学――あなたを疲れから救う』(東洋経済新報社)の一部を再編集したものです。
『休養学――あなたを疲れから救う』(著:片野秀樹/東洋経済新報社)
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