親孝行は親が元気なうちに
自分の親が認知症になったり要介護状態になったりすると、多くの人たちは在宅で面倒を見ようとします。
不思議なのは、それまで親と会うのは盆暮正月くらいといった人たちまでもが、わざわざ親を呼び寄せたり、いきなり同居を始めたりしてまでも、家族で介護しようとすることです。
それは日本にいまだに残る封建的な一面だと言えるでしょう。
育ててもらった恩があるのだから子どもが親の介護をするのは当たり前だ、と思うのかもしれません。
でも、だったらもっと親が元気なうちに親孝行しなさいよ、と私なら言いたくなります。