「普通に見えて心を病んでいる人」が存在する

私はこのような攻撃を受けた人たちを過去にたくさん見てきましたが、例外なく何かされても反撃もできない、抵抗できない優しい人たちでした。

そして、このような人たちをターゲットにして容赦なく追い込んでいくのが、この目に見えにくくわかりにくい「ずるい攻撃」をする人たちです。

(写真提供:Photo AC)

人は自分の心を傷つかないように守るために、他人を攻撃して自分を無意識に守ろうとしたり、ストレスを解消して癒そうとしたりするわけです。

そういう意味で、他人を攻撃することがやめられない人たちは、自分の心の中に巣食うブラックな気持ちに意識を向ける必要があります。

自分に起きるよくないことはすべて他人のせい、周りのせい、自己中心的で他責的な考え方や生き方をしている人ほど、この傾向が強いものです。

このような人は「自分が間違っている」という認識はありません。それどころか、密かにほくそ笑んでいたり、困っている姿を見て喜んでいたりします。

このように「普通に見えて心を病んでいる人」は社会のありとあらゆる場に存在するのです。