「好きでも嫌いでもない」距離感で付き合う

大事なことは、「好きじゃない人とは距離を置く」「好きじゃない人にまで好かれようと努力しない」だったりします。

世の中には、好きでも嫌いでもない関係の人たちがたくさんいます。「好きでも嫌いでもない」くらいの距離感で付き合ってみてもいいのではないでしょうか。

また、グループの中で一人だけと距離をとるのが難しい場合もあると思います。

たとえば、ママ友グループの中で一人だけ苦手な人がいるとして、その人とだけ距離をとるのは至難の業だったりします。

そんなときは思いきって、グループからはずれるのも一つの手かもしれません。

新しい環境で新しい仲間が見つかることもあります。

あるいは、ママ友をつくらずに、一人でやれる趣味など何か新しいことをやれる可能性が生まれてくるかもしれません。

「環境を変えること」で変わることもあるものです。

ポイント:「みんなと仲良く」という嘘にとらわれない

※本稿は、『「そのままの自分」を生きてみる 精神科医が教える心がラクになるコツ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
精神科医が教える<しんどい気持ち>をケアする2つのポイント。「『がんばらなきゃ』と思う前に<自分>をいちばん大事にして」
精神科医が教える<そのままの自分>を生きるために大切なこと。幼少期に川崎病に罹患「みんなと違う」ことが嫌だった
見栄えがいいからと就職し、コスパが悪いと転職をやめ…「なにものかに早くなりたい」「ありのままの自分でいたい」が共存している若者の矛盾する仕事観

「そのままの自分」を生きてみる 精神科医が教える心がラクになるコツ』(著:藤野智哉/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

TVやSNSでも話題を呼び、シリーズ累計5万部突破!

つい反省しがち、まわりに適応しすぎてしまうあなたへ。

自分らしさを大事に、生きやすくなる45のメッセージ。