カンフー熱は止まらず
「1974年かあ。私は9歳。確かにあの頃、男の子がみんな〈アチョーッ!〉ってマネしてた」
「そうなんですよ、俺もむっちゃハマりました。ブルース・リーは32歳で、4作目の『死亡遊戯』の撮影中に亡くなり、世界的に知られていくのは死後なんです。
でもその時にカンフー熱は止まらず、すごく求められて、倉田さんも共演したジャッキー・チェン、ジェット・リーなどのスターが現れ、倉田さんはその仇役などで大活躍するんです!」アシスタントT氏は熱く語る。
ブルース・リーとも知り合いで、ヌンチャクをプレゼントしたそう。映画でつかわれたのは別の種類だけど、影響を与えたのは間違いないでしょう! 更に驚いたのは、香港ブレイクの後帰国して『Gメン’75』に出ていた事…覚えてますよ、この一直線の強そうな眉!!