「ちょっと違う」という感覚
フランスで日本のアニメキャラクター「ピカチュウ」が好きだという若者の家に行ったとき、ピカチュウのポスターが、モダンな雰囲気の部屋に合うフレームで飾られていて、「ピカチュウがカッコいい!」と感動したことがありました。
独自の世界観をもっている人は、「ちょっと違う」と感じたら、あっさり手放すか、招き入れるときは、そこに馴染むように工夫しています。
ものだけでなく、時間の使い方、人づき合いでも「ちょっと違う」という心の違和感に敏感。
「これはやらなくてもいい」「割り切ってやる」「距離をもってつき合う」など主体的に調整していく。
手放すことはときに痛みを伴いますが、暮らしの心地よさや進歩は、なにかを手放さなければ、手に入れられないのです。
「ちょっと違う」という感覚は、いつも大切にしたいものです。