着なくなった理由

着なくなった理由はたくさんあります。

*サイズが合わなかった

『がんばらないミニマリズム モノ・時間・暮らしのゆとりをつくる』(著:mai minimalism/祥伝社)

*自分に似合わなかった

*着心地が悪かった(シワになりやすい、動きにくい)

*飽きてしまった

*デザインが古くなった

*修復が必要(シミ・ほつれ・毛玉・ボタンが取れている)

*手入れが億劫(手洗いのみ、形が崩れやすい)

*ホコリが目立ちやすい(着る前に粘着ローラーが必要)などなど……

これらの理由を抱えた服は、そもそも気持ち良く着られるはずがなかったのです。

「高かったし……」「いつか着るかも……」「まだ着られる……」など、手放さない理由はいくらでも出てきますが、着ていない現実に目を向けると、お気に入りとは言えない点がいくつもあることに気がつきます。

また、着なくなった服を部屋着に回すことがありますが、それでは部屋着が増えていくだけで、クローゼットの整理にはつながりません。

部屋着へ降格させるのではなく、状態がキレイなモノであれば、フリマアプリやリサイクルショップを活用すると良いでしょう。

おしゃれが好きな方は、服を減らすとおしゃれの楽しみを損なうのではないかと心配してしまうかもしれません。

しかし、お気に入りの服だけが揃ったクローゼットになると、着る服を選ぶ楽しみが増していきます。

むしろ、「イマイチかも」と思うようなコーディネートが少なくなり、より洗練されたスタイルを楽しめるようになるのです。