(写真提供:Photo AC)
2024年上半期(1月~6月)に『婦人公論.jp』で大きな反響を得た記事から、今あらためて読み直したい1本をお届けします。(初公開日:2024年06月27日)


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厚生労働省が実施した「令和4年 国民生活基礎調査」によると、65歳以上の高齢者がいる世帯のうち51.6%が単独世帯となっているそう。そのようななか、生前整理や遺品整理で多くの高齢者のひとり暮らしをサポートしてきた、株式会社GoodService代表の山村秀炯さんは「老後のひとり暮らしには、若い頃や家族と暮らすときとは違った<壁>がある」と話します。そこで今回は、山村さんの著書『老後ひとり暮らしの壁 身近に頼る人がいない人のための解決策』から、一部引用、再編集してお届けします。

壁を越えられない人は部屋を見ればわかる

老後ひとり暮らしの壁を越える2つのコツは、「自己決定すること」と「孤立しないこと」です。

これらを自然にできる人と苦手な人がいますが、両者の違いは実は部屋の様子からわかることがあります。

私は仕事がら、とにかく他人様の家や部屋を見る機会が多くあります。これまで見たお住まいは数千件にのぼるでしょうか。

これだけ家を見ていると、つい目がいってしまうチェックポイントがあります。

あくまでも私が思うチェックポイントですが、あなたやご家族、ご友人にひとり暮らしの方がいたら、当てはまるかどうか参考にしてみてください。