「そういえば」と区切りをつけて本題に移る

私が雑談をする際は、「そういえば」というフレーズを挟んで、第1部と第2部の2部構成で話をすることを意識しています。

第1部は、本題に入る前のフリというか、完全な雑談です。

(写真提供:Photo AC)

野球やゴルフ、サッカーなど、何か共通の話題で雰囲気作りをしてから、「そういえば」と区切りをつけて、第2部に入ります。

「そういえば、この間のあの件なんですけど、あれってこういう風に考えているんですけど、どうですかね?」

この問いかけが、どうでもいいことを聞いているようで、実は相手から最も聞き出したい話なのですが、改まって聞くよりも、「ついで感」を出しながらの方が、相手も本当のことを言いやすくなります。

「ああ、なるほど。そういうことなんですね」

こちらの反応が雑談風の軽いものであれば、相手も安心して、さらに説明を付け加えやすくなります。