AI時代に求められること

そんな、ダメダメな私でも起業できました。

それは苦手を手放し、好きなことに舵を切ったからにすぎません。

『先細らない老後のために、50代のうちにすべきこと』(著:中道あん/扶桑社)

もう一つ言うと、“この道しかない”ではなく、“この道ではない”と、気づけたことが人生を切り開くカギになりました。

昭和生まれ世代は、俗に忍耐力があると言われますが、その半面、自己犠牲に甘んじているとも取れます。つまり手放しベタだということ。

世は平成から令和になり、AIが著しく進化して、これまで人がやっていた仕事も奪われつつあります。

労働力がなくても産業は回っていく時代です。でも自分という存在はAIにはつくり出せません。

ということは、“自分らしさ”を売りにする時代がやってきたということなのです。

だからこそ、これからは誰もがみな、自分らしくない道ではなく、自分が得意なことで社会に打って出てほしい。