おかゆすら食べる元気がないなら重湯や汁だけ飲んで寝ましょう
おかゆすら食べる気が起きないような場合は、水分の割合を増やして重湯にしてみましょう。
重湯は“飲む点滴”です。
米1に対して水10~20くらいの割合で、おかゆと同じように作ります。できあがったら、うわずみを飲みましょう。
また、おかゆすら食べる気が起きないということは、食べるという行為、噛んで飲み込むという行為すらしんどい状態だと思うので、味噌汁やスープの汁だけを飲むなどでもいいでしょう。
その場合の味噌汁は、お湯に味噌を溶いただけのものでもOKです。
ヘトヘトに疲れているときは食べたものを消化することすら負担になるので、無理して食べるよりも、寝ることを優先しましょう。
それでも回復せず、食べられない日が続く場合は、専門家に相談してください。
※本稿は、『胃腸をあたためると心の不調が消える: 心も体も自然と元気になる食事と暮らし』(Gakken)の一部を再編集したものです。
『胃腸をあたためると心の不調が消える: 心も体も自然と元気になる食事と暮らし』(著:櫻井大典/Gakken)
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