屋外に出ると、猛暑で汗びっしょりになるのに、屋内や電車内では、寒いくらいの冷房にさらされる。寒暖差に加えて、つい冷たい物を摂りがちな夏の生活習慣が胃腸にダメージを与えます。弱った内臓をいたわる方法を伝授しましょう(イラスト/小林マキ 取材・文・構成/岩田正恵《インパクト》 デザイン/米山和子《プッシュ》)
胃腸の調子を整える4つの生活術
1)姿勢を正す
内臓を圧迫する猫背の姿勢は、胃もたれや胸やけ、胃酸が食道に逆流して炎症を起こす逆流性食道炎の原因にもなるそう。
「胆のうや胆のう管も圧迫するため、腸内環境を良好に保つ胆汁酸の流れが悪くなり、腸の吸収力低下や悪玉菌の増加にもつながります」(澤田先生。以下同)
立つときも座るときも、背筋を伸ばすよう心がけましょう。