断水時にバケツで水を流す方法

断水したとしても、排水管や下水道等が機能していればバケツで便器に水を流すことができます。もちろん、それなりの水量を確保できることが前提です。

バケツで便器に水を流すにはコツが必要です。家庭の大便器には様々なタイプがあり、設計洗浄水量が異なるので、バケツ洗浄に必要な水量も異なります。

ただし、コツを掴めば3〜6リットルで流せるようになります。ぜひ練習してみてください。

バケツ洗浄の手順を以下に説明します。

(1)便器によっては、停電時、バケツ洗浄に切り替える操作が必要な場合があります

(2)本物の大便では気が引ける場合、トイレットペーパー(シングル)90cmを8つ折り(正方形)にしたものを4つ(ダブルなら2つ)作成し、それを重ねて疑似的な便とします

(3)疑似的な便を大便器の封水の真ん中に置いて、しっかりと水に浸します

(4)バケツの水で大小便を便器奥に押し込むように素早く流します(バケツの水が常に大小便に当たり続けるように流します)

(5)トイレットペーパーと水がゴボゴボッと吸い込まれるように流れていけば成功です

バケツ洗浄後に封水が少なくなったら、少し水を足してください。排泄後に使用したペーパーは詰まりの原因になるので流さずに分別してください。